■国の考えと方向
日本の断熱基準は世界の先進国にかなり遅れをとっているので日本の最高基準の次世代基準を義務化して、省エネを勧めればよいのですが、現状はそんなに簡単ではなく新基準でさえ義務化が遅れている状況です。本来新基準は平成11年春に義務化される予定だったのです。
順番としては、近い将来新基準が義務化され(旧基準が廃止され)、更に次世代基準も義務化になる方向ですが、今の日本は景気が悪く、住宅着工戸数が低くなっている状態では、いつのことになるかわからない状況です。しかしながら、住む人にとっては高基準の義務化とは関係無しに、快適な住空間を考えなければなりません。一生に一度の買物なのですから。
基準のレベルの設定は、南北に長い日本列島の各地を市町村に分け、緻密な調査や計算によって決定されています。次世代省エネ基準の断熱仕様でやっとカナダの普通の家と同じの仕様となります。日本の新省エネ基準でもまだまだ不十分だということです。カナダとは気候が違うから、という考えもあると思いますが、カナダに比べ高温多湿で四季のはっきりした日本のほうがより厳しい環境ともいえます。
いずれにしても法的に省エネ化は進む方向です。 |